以前、記した郵便配達員がまたやってきた。時間指定だった。チャイムが鳴った。用意してあった印鑑を手にドアを開けた。彼は右手で肩まで荷をもちあげ、左手に印をもらうべき書類を差し出してきた。捺印し荷をもらおうとしたら、荷を後ろにやや引き、「本当に、◯◯さんですね?」と言ってきた。内心では、言いやがった、の気分だ。そしてこちらをガン見してから、渡して寄越した。こちらは時間指定して、玄関のロックを外して印鑑も持っている。腹が立った。前の玄関先にいたとき疑ってきたときはいくらか理解できるが、こちらは家の中にいて出てきたのだ。スパイ大作戦のごとくここの主人を猿ぐつわし全身を縛り、代わりに荷をもらう犯人かと思ったのか。それほどの荷でもない。ばかばかしい。関西人なら、なんのこっちゃ!と叫ぶところだろう。いや関西人なら、あんたはんの顔、よほど泥棒顔なんやなあ、とくるか(≧∇≦)