ブームにのってみた。せっかくの旅だ。訪問した神社仏閣の足跡を残すのに「朱印帳」は格好だ。旅に出るまえから知っていた。神社の経営が苦しいところこの「朱印帳」の人気は助かるなどとTVで放映されていた。自分も経営は安泰かと思っていた。まあ、世間と同じで安泰のところとそうでないところがあるらしい。山中で参拝人がほとんど来なくても国?から幾ばくかのものをいただき呑気な神社もあるとか。これも噂だ信ぴょう性はわからない。写メの書にもあるように、スタンプではないとある。書してくれたお坊さんの一人は、お参りもしないで、とぶつぶつ怒っていた。並んでいる女性たちは収集意識でもらっている人が多いのだろう。自分もどちらというとその範疇だ。いや参拝はする。すらすらと書いてくれた書と朱印を眺めていると心が引きしまる。奇しくも、右手の伊勢神宮からはじまり、左は金剛峰寺だ。朱印帳は千円、朱印は各三百円だった。